長く同じ家に住んでいると、壁や天井のくすみが気になってきますよね。経年劣化によって色あせてしまった壁は、塗装でリノベーションすることができます。

 

しかし、どのような塗料を選ぶかによって塗装の方法もかわります。今回は、リノベーションで塗装をする際に気を付けるべきことを紹介します。

壁のリノベーションはクロスを張らずに塗装?

現在住んでいる住宅の壁は、塗装か壁紙やクロス、どちらでしょうか?新築時には壁紙やクロスで内装を彩っていた方も、塗装によって内装に変化をつけたくなることがあります。しかし内装とクロスにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

まずは、壁を塗料で塗装するメリットとデメリットについてみていきましょう。

 

□内壁を塗装するメリット

内壁を塗装にするメリットは多々あります。クロスと違い、塗装であれば廃材が出ずとってもエコです。しかもごみの処分費用も必要ありません。

 

また、クロスではどうしても継ぎ目が気になるという人もいるのではないでしょうか。季節の変わり目にクロスの継ぎ目から剥がれてきてしまったり、継ぎ目部分にひびが入ってきたりと見た目があまり良くありません。

 

その点、塗装であれば継ぎ目なく綺麗に仕上げることができます。もし、汚れが出ても似ている色で修復できるのも塗装ならではの魅力です。手先が器用な方は、汚れた部分だけ自分で塗装することもできるでしょう。

 

クロスだと張り替え作業も大変なので、メンテナンスやランニングコストを考えると、クロスよりも塗装のほうが優れているといえるでしょう。

 

□デメリット

塗装の最大のデメリットは、「におい」です。塗装している間も独特のにおいがしますが、そのにおいは塗装後もしばらく続くでしょう。

 

ペンキのにおいで頭が痛くなってしまう、具合が悪くなってしまうという方は、塗装によるリノベーションは避けておいたほうが無難です。

 

作業中は窓を開放してもらう、塗装後も在宅中は窓を開けて過ごすといった工夫が必要になります。

 

また、塗装だと塗料が乾くのに時間がかかってしまいます。しばらくの間は塗料が乾かず、誤って触ってしまって手に色がついたり、ものに色がついたりということもあるでしょう。

 

なんでも触ってしまう小さな子どもがいる家庭だと、塗装によるリノベーションは難しいかもしれません。

リノベーションで天井を塗装しよう!

リノベーション時には、内壁だけではなく天井も塗装してもらうことをおすすめします。壁だけ塗装をするよりも、空間全体がおしゃれになります。

 

天井の塗装を依頼するときには、一緒に下地の補修も頼むと便利です。下地処理をしっかりとしてもらい、長持ちする塗装をしてもらいましょう。

 

天井の塗装を行う時には、塗料の選び方も大切です。塗料の中には化学物質を含むものもありますので、アレルギーが気になる方は化学物質の飛散の心配が少ない塗料を選んでください。

 

おすすめなのは水性塗料です。水性塗料は油性塗料よりも化学物質の含有量が少ない傾向にあります。油性塗料を使うことによって、乾燥する際空気中に化学物質が飛散する可能性が高くなります。

 

しかし、水性塗料であればなんでも大丈夫というわけでもありません。気になる方は、リノベーションを依頼する業者に相談し、化学物質の少ない塗料を選びましょう。

リノベーションで塗装する際の塗料の種類を紹介!

最後に、リノベーションで塗装する際に知っておきたい塗料の種類を紹介します。

 

□自然塗料

珪藻土や植物、粘土、鉱物などを利用した天然の塗料が自然塗料です。調湿効果のある珪藻土が有名ですよね。高齢者、乳幼児、ペットのいる家庭には、こういった自然塗料がおすすめです。

 

ペンキとは違ってさまざまな表情を楽しめるのもポイントです。ただし、自然塗料であるかのように見せかけたまがい物も多く流通していますので、リノベーションの際は価格の安さを強調する業者には注意しましょう。

 

自然塗料は原料自体が高いため、どうしても割高になります。あまりにも安いものには、安いなりの理由があると考えてください。自然塗料によるリノベーションでは、特に信頼できる業者を選びましょう。

 

□アクリルマンションペイント

アクリルマンションペイントは人気が高く多くの人に選ばれている塗料です。この塗料のポイントは、においがほとんどしないこと。ペンキ独特の嫌なにおいが苦手という方も、この塗料であれば気にせず生活することができるでしょう。

 

さらに気になる添加物も少なく、防汚性の高い製品もあります。壁を塗装に変えたいときには最初に候補に挙げたい塗料です。

まとめ

リノベーションによって内壁を塗装する際には、どのような塗料を選ぶのか、どの範囲までを塗装するのか事前に決めておくといいでしょう。

 

できれば天井を含め内装全体を塗装すると、統一感が出るだけではなく長持ちする塗装になります。

 

塗料には、大まかに分けて水性・油性、自然・アクリルなどの種類があります。自分の好きな塗装のデザインをリノベーションで表現してみましょう。

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WRITER
安井 俊満
マーケティング

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